広島
 引き分け挟み7連勝 松山がサヨナラ打

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【広島―巨人】十回、広島2死満塁、松山がサヨナラ打を放つ

【広島5―4巨人】

 広島は引き分けを挟み7連勝を飾った。延長十回2死満塁、松山が中前へサヨナラ打。投手は小刻みリレー。同点の十回を無失点に抑えたケムナがプロ初勝利を手にした。


 ソーシャルディスタンスが必要なグラウンドで、選手たちの喜びは控えめだった。延長十回、2年ぶり3度目となるサヨナラ打を放った松山。抱きついたり、跳び上がったりする光景はなく、みんなが笑顔で頭をぽんぽん。松山は「打てていなかったので腹をくくった」と振り返った。

 2死満塁、マウンドは左腕の田口。追い込まれてから、持ち前のバットコントロールを見せた。低めいっぱいの136キロにバットを合わせると、打球は中前へぽとり。「いいところに落ちてくれた」。三塁走者を本塁へ迎え入れた。

 バットは湿っていた。10月の月間打率は2割3分7厘と低迷。「チャンスで打てていなかった。僕がもっと早く打って(早い時期に)連勝したかった」。この最終盤で仕事をし、ほっとしていた。

 引き分けを挟み7連勝。Bクラスが決まった後の消化試合でチームは「閉幕ダッシュ」を続けている。「来季につながると思う。若い選手とベテランが一丸となって残り3試合とも勝てるようにしたい」。悔しいシーズンだが、最後まで気持ちを緩めず、手応えをつかもうとしている。


☆昨日「アテにならない」と失礼な事を書いた、先発藪田が好投。2-2で迎えた7回に勝ち越しを許したが、8回に同点に追い付き、延長サヨナラ勝ちとは望外の喜びであった。
 「閉幕ダッシュ」とは皮肉な言い方だけど、やっぱり勝つと嬉しいもの。来季は「開幕ダッシュ」を期待したい。
がんばれ! カープ

参考動画→カープ 松山竜平が腹くくった サヨナラヒットで皆にもみくちゃにされるw