広島・佐々岡監督、藤浪攻略も「満塁でもう一押しできていれば」
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選手交代を告げる広島・佐々岡監督=マツダスタジアム

(セ・リーグ、広島5-6阪神、13回戦、阪神6勝5敗2分、29日、マツダ)勝てば8月月間勝ち越し&4位浮上の一戦を落とした佐々岡真司監督(53)のコメントは下記の通り。

 --大瀬良が3回71球を7安打5失点で今季3敗目

 「(二回に)守備のところで不運があったんだけどね。球数もいっていたので代えた。ボールの走り等々をみると、結構良いスイングをされていたので力がなかった感じがした」

 --守備では二回1死二、三塁で梅野のゴロを捕った一塁・松山が間に合わないタイミングで本塁に送球し、野選で先制点を献上した

 「1点もやらないというのはわかるが、まだ回が浅い中で、あの態勢ならね…。一生懸命やっているんだろうけど」

 --最近、守乱が目立つ

 「守備からしっかりというテーマを掲げている中で、1点が響く展開になっている。もう一回、引き締め直さないといけない」

 --打線は阪神・藤浪を4回2/3を6安打4得点で攻略した

 「対戦を重ねている中で、五回途中で下したのは良かった。たらればだけど四、五回の満塁でもう一押しできていれば。下位打線のところがなかなかつながっていない」


☆一進一退と言うべきか。昨夜のサヨナラ勝ちで勢いが付くはずの試合で負けてしまうのが、あまりに残念な今季のカープ。松山の守乱でいきなり5点ビハインドの展開から、1点差に追い上げる粘りを見せたけど、そこまで、とはね。捻挫しながら奮闘した堂林は賞賛に値するけど、ホームまで走らせるのはあまりに酷。満塁で、この所ずっと当たりが止まってる田中をそのまま打たせたのも疑問。結局、昨夜のヒーロー上本や長野、菊池など使わず敗戦とは、見ていて歯痒くなる試合であった。
がんばれ! カープ