広島、ピレラの満塁弾で逆転勝ち 粘った森下2勝目、一岡2年ぶりセーブ!

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広島のホセ・ピレラ

● 阪神 2 - 4 広島 ○
<5回戦・甲子園>

 逆転勝ちの広島は連敗を「2」でストップ。中日と入れ替わり最下位を脱出した。

 広島打線は阪神先発・藤浪の前に5回まで無得点。それでも2点を追う6回、安打と2四球などで二死満塁とし、6番・ピレラが逆転となる4号満塁弾を右翼席へ運んだ。

 7月9日のDeNA戦(マツダ)以来の先発となったドラフト1位の森下は、初回に4番・大山に2ラン被弾。それでも、2回以降は得点を許さず打線の反撃を待った。久々の登板ということもあり、真っ直ぐの威力も十分。プロ入り後最多となる10三振を奪うなど、6回120球、4安打2失点の好投で2勝目(1敗)を挙げた。

 2点リードの7回以降はフランスア、塹江、一岡が1イニングずつを無失点リレー。2点リードの9回を締めた一岡は2年ぶりとなるセーブを記録した。

 阪神は2回以降得点を奪えず、連勝は「5」でストップ。今季初登板初先発の藤浪は、7回途中4失点で黒星を喫した。


☆久しぶりの勝利。特に終盤リードを順当に守り切って勝ったなんて、今シーズンでは記憶に
ない。
 崩壊してた投手陣が今日は奮闘。体調不良で2軍落ちしてたルーキー森下は、不安を払拭する快投を見せて2勝目。7、8、9回を無失点でしのいだのが何より嬉しいことだった。最後に投げてセーブを記録した一岡は、巨人時代にも将来のストッパー候補と言われてた選手。佐々岡監督はストッパーを固定しない方針のようだが、現状それが賢明と思う。ただでさえ駒不足の中、使える投手を酷使して潰すのを避けねばならない。
 打つ方では、向かって來る藤浪の豪速球を恐れずフルスイングした、怖いもの知らずのピレラに救われた。藤波を良く知ってる日本人の右バッターには出来ない芸当だ。下位打線に置けば怖い存在になりそうだ。
がんばれ! カープ

参考動画→7月23日 阪神 vs. 広島 : ピレラ 4号(6回表満塁) ホームランで広島逆転! 神2-4広