広島・アドゥワ 登録即先発復帰、6回97球力投も3敗目 併殺打のはずが小園トンネル、3失点も自責ゼロ
ice_screenshot_20190622-190530

<広・オ>先発のアドゥワ 

 ◇交流戦 広島2―3オリックス(2019年6月22日 マツダ)

 広島のアドゥワ誠投手(20)がオリックス戦(マツダ)に先発登板。6回97球と力投したが、守備の乱れで3点を失い、自責0で今季3敗目(2勝)を喫した。

 6月2日の阪神戦(マツダ)以来20日ぶりの先発。同試合で2回7失点KOされてリリーフに回り、5日に続いて連投となった6日の西武戦(西武D)では3回5失点KOされた先発・山口の後を受けて5回のロングリリーフをこなして4失点。翌7日に登録を抹消されて2軍で調整し、この日は登録即先発というマウンドだった。

 先発復帰のマウンドはオリックスのドラフト3位ルーキー、荒西祐大投手(26)との投げ合いで5回まで0―0の投手戦。だが6回、先頭の大城を四球で歩かせると、続く吉田正を併殺打性の遊ゴロに打ち取りながら小園がトンネルする間に一気に無死二、三塁とピンチが広がり、続く中川に左前へ2点適時打。さらに1死一、三塁から若月の三ゴロでの挟殺プレーで捕手・磯村が三走・中川にぶつかって走塁妨害を取られてもう1点を失い、打線の追い上げも2点どまりだった。

 アドゥワの投球内容は6回で打者28人に97球を投げ、6安打3失点(自責0)。3三振を奪い、与えた四球は2つだった。


☆今日も小園育成デー。なかなか派手な守備のやらかしぶりで、昨日も今日もハッキリ彼のおかげで負けたと言うインパクトの強さはさすが大物。ただし打つ方はツーベースを含む2安打と、良い所を見せた。
 さて今日も負けて巨人とは1ゲーム半の差がついた。さすがに2期連続MVPの丸が移籍したのは大きく、正直実力通りに落ち着いて来た感がある。今季は諦めるのも仕方ないくらい、交流戦では弱かった。下馬評通り巨人が優勝するだろう。
 奇跡の5月の快進撃があったが、そろそろ現実と向き合う必要がある。その意味で小園のギャンブル起用は前向きに考えたい。彼のせいで今季を捨てたとなっても、近い将来の中心選手を育てるための投資であり、田中も菊池も丸も新人時代にさんざん叩かれて、連覇に繋がったのだ。ファンとしては、首脳陣の判断を信頼して応援するだけである。FAで主力を抜かれて苦労するのは、昔からカープの宿命だ。幸い小園と言う金の卵がいるのだから、下を向く必要はない。

がんばれ! カープ