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7回、オスナに逆転となる3ランを浴び、膝に手をやるターリー

 「広島4-5ヤクルト」(29日、マツダスタジアム)

 広島が本拠地で4点リードを守り切れず、激痛の逆転負け。CS進出へ後がなくなった。

 広島は二回、上本の2号2ランで先制。三回には西川、坂倉の適時打で2点を追加した。

 4点リードで主導権を握ったかと思われたが、森下が五回、六回に1点ずつを失い、流れがヤクルトに。七回はターリーが代打オスナに痛恨の逆転19号3ランを喫し、本拠地には悲鳴交じりのため息が響いた。

 これで広島は3位・阪神と1・5差。CS進出には残り2試合の連勝が絶対条件で、さらに阪神と巨人の勝敗次第という苦しい状況になった。


☆森下先発で、4点先制。絶対に勝たねばならない状況で、これ以上ない良い試合展開に思われたのに、まさか負けてしまうとは。しかも、注目の村上を完全に抑えていただけに、残念だしショックは大きい。7回に逆転3ランを浴びたわけだが、6回に追加点の絶好のチャンスがあった。無死12塁で、会澤がバント失敗でゲッツー。嫌な流れだなと思ったが、案の上である。守備不安の松山に守備固めを送らなかったり、ターリーに替えて矢崎ではないか、と言った解説天谷さんの不安が的中した形で、佐々岡監督の采配ミスと思われる、カープらしい痛恨の逆転負けだった。
 これでCS進出は、完全に他力本願となった。だけど、明日の試合に負けると、終戦なので、何と勝って欲しいもの。まだ僅かな可能性を残すためにも。
がんばれ! カープ