【広島】遠藤淳志、プロ初完投勝利で巨人戦連敗5でストップ 鈴木誠也2戦連発など大量援護

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プロ初完投勝利を挙げ、歓声に応える遠藤淳志

◆JERAセ・リーグ 巨人2―9広島(2日・東京ドーム)

 広島が巨人戦の連敗を5で止めた。今季2度目の巨人戦先発となった遠藤淳志投手(21)が5安打2失点でプロ初完投。140キロ台中盤ながら威力のある直球にチェンジアップ、カーブを織り交ぜ、無四球のおまけ付きで今季2勝目を挙げた。

 前回6月25日の対戦では5回3失点で勝敗つかず。この日は初回から鈴木誠の2戦連発となる11号2ランで先制点をもらい、3回2死二、三塁の打席では中前2点打でプロ初打点をマークして自ら援護。6回の長野の右前適時打、7回の西川の4号3ランも完投へ背中を押した。

 「完投は先発の理想像なのでうれしい。先輩たちが打ってくれたので楽に投げられました。ストライク先行で行けたのがよかった。(3回の打席は)なんとか自分で楽にしようという気持ちで立ちました」と笑顔の遠藤。

 佐々岡監督も「立ち上がりから低めに投げていて、真っすぐにスピードがあったしキレがあった。打(者有利な)カウントでも打者が差し込まれていたし内角も強気につけていた。日曜ということで早めの継投も頭にあったけれども、自信にしてくれればいい。(3回の適時打は)あそこで点が取れなかったら流れ的に厳しかったが、流れを持ってこれた」とバットでも貢献した右腕を絶賛した。


☆三連敗を覚悟していたが、先発遠藤が嬉しい誤算。打線も応えて、憂さ晴らしの大勝となった。遠藤は無四球完投と文句なしで、打っても貴重なタイムリーと、素晴らしかった。田中がチャンスで又しても三振したのを救った形で、あのタイムリーが無ければ逆転されそうな流れだったと思う。あまり選手批判をしたくはないが、田中はちょっと酷い。遠藤様々だ。
 順調に大量点を挙げた打線では、西川・鈴木誠は当然の活躍。好リードの坂倉が、打撃でも光っていた。ほぼ優勝は絶望的な今シーズン、新旧交替を促進しても良いか知れない。
がんばれ! カープ

参考動画→【ハイライト】8/2 鈴木誠也が先制2ラン。9得点の広島が連敗ストップ!遠藤はプロ初完投【巨人対広島】