がんばれ! カープ

広島カープ応援ブログ

にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ
にほんブログ村

広島 1日で最下位脱出 8回ピンチで守護神フランスア投入し、逃げ切り勝ち

ice_screenshot_20201003-050900

<ヤ・広15>広島4番手・フランスア

 ◇セ・リーグ 広島7-5ヤクルト(2020年10月2日 神宮)

 広島が14安打7得点でヤクルトに競り勝ち、わずか1日での最下位脱出に成功した。

 堂林が初回と3回に2打席連続で適時打を放つなど打線をけん引。適時打は9月23日の巨人戦以来7試合ぶりで、複数打点は同15日の中日戦の2打点以来、14試合ぶりとなる活躍で引っ張った。

 先発野手が全員安打を放つなど一時は4点差を付け、楽々の逃げ切り勝ちと思われたが、8回に暗転した。2点を失い、なおも2死一、三塁となると守護神のフランスアを投入。一発を浴びれば逆転を許す中、エスコバーをなんとか空振り三振にしのぎ、9回もイニングまたぎで抑えて、白星を守った。

 6回3失点に抑えた先発の床田が今季3勝目となった。


☆白熱の最下位攻防戦だった。初回から点を取ったら取り返される、ノーガードの殴り合いかと覚悟したが、先発床田が存外粘って、6回まで3失点なら上々だろう。
 打線は活発によく打った。4点差付けて今日は大丈夫と思ったら、本気でヤバそうになって、8回途中からフランスアを投入する羽目になったのはお約束。そんな楽に勝てるわけがない。でもフランスアが頼もしかった。
 とりあえず勝てて良かった。
がんばれ! カープ

参考動画→10月2日【ヤクルト vs 広島】ハイライト vs ホームラン| プロ野球 NPB 2020

広島、24日ぶり最下位転落も随所に“らしさ” 誠也も菊池涼も全力疾走、ピレラは安打を3度阻止

ice_screenshot_20201002-041846

<広・巨>5回無死、松原の左飛を好捕するピレラ

◇セ・リーグ 広島3―5巨人(2020年10月1日 マツダ)

 広島は3―5で巨人に敗れ、再び今季ワーストタイの借金13。試合後にヤクルトが勝ったため、9月7日以来24日ぶりの最下位に転落した。

 元守護神のスコットが来日初先発となるマウンドに上がったが、初回に先制点を失うなど4回を投げ、4安打4四球4失点で降板。打線は0―4で迎えた4回に松山が右中間スタンドへ6号2ランを放ち、7回には敵失で2点差に迫ったが、及ばなかった。

 それでも4回に2ランを放った松山の前打者・鈴木誠は無死一塁から2打席連続の併殺打かと思われた二ゴロを放った際に一塁ベースまで全力疾走して併殺を免れ、7回に3点目をもぎ取ったシーンも2死一、三塁から三ゴロを打った菊池涼が一塁へ全力疾走した末、逸れた送球をかわすようにうまく足からスライディングしてセーフとなり、勝ち取ったもの。

 また、守備でも二塁を守る名手・菊池涼はもちろん、左翼手のピレラが5回の松原、6回の小林、9回のウィーラーといずれも安打性の打球を好守で阻むなど全力プレーを随所に見せ、可能性を感じさせる一戦でもあった。


☆この試合はスコット先発と言う奇襲で、一応期待していたけど、残念ながら奇跡は起こらなかった。敗戦は今季の力差から言って順当である。
 ただカープファンを慰めるようなこの記事のように、随所に好プレーが見られてカープも健闘したのである。とりわけピレラはスーパープレーの連発で凄かった。次からヤクルトとの最下位攻防戦も好試合を期待したい。
がんばれ! カープ

広島・野村やり返した!前回3回4失点KOされた巨人打線を5回零封、チーム最多タイ6勝目
ice_screenshot_20201001-041751

<広・巨>勝利し佐々岡監督(左から2人目)とエアタッチを交わす野村

◇セ・リーグ 広島4―1巨人(2020年9月30日 マツダ)

 広島の野村祐輔投手(31)が巨人戦(マツダ)に先発登板。5回4安打無失点でチーム最多タイとなる今季6勝目(2敗)をマークした。

 敵地・東京ドームで登板した23日に続いて2試合連続巨人戦での登板。今季初対決だった前回は今季最短となる3回7安打4失点でKOされたが、降雨のため試合開始が約30分遅れる中、今度は踏ん張った。相手投手も前回と同じ左腕・田口だったが、味方打線が5回に鈴木誠の19号2ランなどで3点先取。0―0のまま迎えたこの回、無死一塁で打席の回った野村には代打・磯村が出されており、この回無得点なら野村に勝ちが付くことはなかったが、打線が援護した。

 鈴木誠とともにお立ち台に上がった野村は「前回負けた相手なので何とか勝てるようにと思ってマウンドに上がりました」とし「まずは自分の投球をすることを心がけて投げました。毎イニング、ランナーは出しましたけど、粘り強く、投げられたんじゃないかなと思います」と3者凡退が一度もなかった5回4安打4四球無失点のマウンドを振り返った。

 本人のコメント通り、4回には2死満塁のピンチを迎えたがウレーニャを一飛に仕留め、5回は1死一、二塁から坂本を捕ゴロ、岡本を中飛で無失点に抑える粘りの投球。「一番は強い気持ちを持って相手バッターに向かっていくっていうことを思って投げて、あとはバックがしっかり守ってくれたので本当に感謝してます」とし、5回に飛び出した鈴木誠の2ランには「本当にうれしかったですし、さすがだなと思いました」と後輩に感謝していた。


☆この試合は珍しく快勝。立て役者は5回で降板したものの、粘って零封した先発野村。次はツーランホームランの鈴木誠なんだろうけど、5回で野村に代打を送り、さらに1番大盛にも代打長野で勝負を賭けた、佐々岡監督の積極策も良かったと思う。機動力を使おうと言う作戦も見られたし、初戦のお返しがキッチリ出来た、良い試合だった。
がんばれ! カープ

参考動画→9月30日【巨人 vs 広島カープ】ハイライト vs ホームラン |鈴木誠也 ホームラン19号 | プロ野球 NPB 2020

佐々岡カープ屈辱…本拠地マツダでG菅野の歴史的快挙の引き立て役に ワーストタイの借金13

ice_screenshot_20200930-041807

巨人・坂本にヒットを許し、天を仰ぐ広島・遠藤(右)

広島が本拠地で巨人・菅野の〝引き立て役〟になってしまった。誤算だったのが先発・遠藤淳志投手(21)で、1―0の3回に四死球でピンチを招くと、松原の適時打と坂本の遊ゴロの間に生還されて逆転を許し、4回も先頭の丸への四球から失点。「相手に関係なく勝ちにこだわって必死にやっていく」と腕をぶしていた右腕だったが、5回を投げ切ったところで代打を送られて交代となった。

 打線は幸先良かった。初回に1番・大盛が三塁打で出塁すると、続く田中が左翼へきっちり犠飛。「大盛がチャンスを作ってくれたので返すことができて良かった」という選手会長の一打で先制した。しかし、2回以降は相手エース・菅野に翻弄され、5回無死二、三塁の好機も大盛、田中広が連続三振を喫し、鈴木誠も右飛に倒れて万事休す。

 結局、6回1失点の菅野には開幕12連勝をプレゼント。昨季まで5年連続で勝ち越しすなど巨人戦を得意としてきたことも今は昔だ。借金13は今季ワーストタイで、力の差をまざまざと見せつけられている。


☆やる前から負けるとわかっていたような対戦で、いい所を全部巨人に持っていかれたみたいである。奪われたのは丸だけじゃなかった。ハイライトは5回、不運なエンタイトルツーベースがあったと言え、無死二三塁で、バッターは期待の1番大盛。さすがに1点くらい取れるだろうと、普通思うよね。ここから連続三振とは見事で、菅野の引き立て役になってしまうとは、非常にストレスのたまる場面であった。逆転された2回も、エンドランを効果的に決められて1安打で2点。カープの得意だった機動力野球も巨人に持っていかれたね。
 まあ、弱いカープにしては善戦したのは確かで、ストレスはたまるけど、途中までは見てて面白い試合だった。この三連戦、一勝出来ればいいな。
がんばれ! カープ