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5回無死一、二塁、佐藤輝明(左)に勝ち越しとなる右越え3ラン本塁打を打たれた床田寛樹

◆JERAセ・リーグ 広島5―6阪神(1日・マツダスタジアム)

 広島は、レギュラーシーズン最終戦で痛恨の逆転負けを喫し、2位を確定することが出来なかった。引き分け以上で本拠地でのCS開催権を得る2位が確定していたが、143試合を終了してDeNAと同率2位で並んだ。順位決定は、あと1試合を残すDeNAが4日に控える巨人戦(東京D)の勝敗次第。DeNAが引き分け以下なら2位となるが、勝てば3位となって敵地・横浜でCS第1ステージを戦うことになる。

 新井監督の積極采配も勝利に結び付かなかった。先発の大瀬良が3回無死一塁、中野に対してフルカウントから明かなボール球で四球を歩かせたところで交代を告げた。2番手・大道は1死満塁から佐藤輝の詰まった中前適時打で先制を許したものの、続くノイジーを遊ゴロ併殺打。最少失点で切り抜けると直後、小園に逆転2ランが飛び出した。

 1点リードとなった4回のマウンドには、9月26日の中日戦(マツダ)で8回途中無失点で11勝目を挙げた床田を送り出した。中4日で今季初のリリーフ登板。だが、上本の悪送球が絡んだ2死二塁のピンチから近本に同点の中前適時打を浴びた。5回は無死一塁から大山の“ゲッツーコース”の三塁への打球を再び上本が二塁悪送球。無死一、二塁となり、佐藤輝に痛恨の勝ち越し3ランを被弾。執念の継投が裏目に出る形となった。5回には2死三塁から小園の中前適時打で2点差としたが、7回に矢崎が追加点を献上と踏ん張れなかった。


☆大瀬良はやっぱり大瀬良だった。新井監督も業を煮やしたか、アッサリ降板させる英断。だが、いかんせん投手力が不足。床田を中4日で登板させる切利札を使うも、エラーも絡み、決定的な3ランを佐藤輝選手に被弾。最終回、それでも1点差に迫る粘りを見せたが、結局届かず。最終戦を終えて、横浜と同率で並び、完全他力本願で2位をうかがう、嫌な立場となった。

 選手を信用する新井監督の良さが、通用しない厳しさを痛感した。まあ、最下位が下馬評だったので、Aクラス入りは良かったと思う。立派だ。だけどやっぱり
新井が、悪い!

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8回1死、末包昇大は勝ち越しとなる左越えソロ本塁打を放つ

◆JERAセ・リーグ 広島2―1阪神(30日・マツダスタジアム)

 広島は、接戦で阪神を制した。1―1同点の8回1死無走者。末包昇大外野手が、勝ち越しの11号ソロを放って勝負を決めた。この日はDeNAの勝敗次第で2位確定の可能性と、逆に3位転落の可能性もあった中で貴重な1勝を手にした。

 先発・九里は、5回まで完全投球で毎回の9三振を奪うなど、序盤から阪神打線を寄せ付けない投球。6回先頭・小幡に遊撃内野安打を許したが、6回まで無失点。だが、打線が会沢の中前適時打で1点を奪った直後の7回は先頭・中野に右前打を浴びると、犠打と四球などで2死一、二塁となり、ミエセスの左前適時打で同点に追い付かれた。7回1失点と好投はしたが、同点の場面で降板。今季レギュラーシーズン最後の先発を白星で飾ることはできなかった。

 同点の8回を無失点に抑えた島内が勝利投手となり、今季3勝目。42ホールドポイントは、16年のジャクソンに並ぶ球団記録。9回は栗林が締めくくって18セーブ目を手にした。


☆プロ入り初先発の門別投手に大苦戦。九里の好投がなければ、負けていてもおかしくなかった。
決勝ホームランの末包、試合を決めるファインプレーの矢野。脇役が活躍し、新井監督らしい「全員野球」の1勝だった。球団記録ホールドの島内も、もちろん殊勲。

 横浜も勝ったため、まだ2位は確定しない。明日最終戦の阪神戦に、勝てば自力で2位が決まるが。何と先発が大瀬良。もう何も言えないよ、
がんばれ。カープ!





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◆JERAセ・リーグ 広島1―4中日(29日・マツダスタジアム)

 広島は、最下位・中日との今季最終戦に完敗し、本拠地でのCS開催権・2位を確定させることができなかった。今季は阪神に負け越している以外、DeNA、巨人、ヤクルトには勝ち越しているが、中日戦は12勝12敗1分けで対戦を終え、2年ぶりの勝ち越しを逃した。

 打線が、再三のチャンスで劣勢を跳ね返せなかった。3点を追う5回は先頭・秋山が四球で出塁。2死一塁から先発・森下への代打・マクブルームが四球を選び、さらに小園も四球で2死満塁。上本の代打・松山が痛烈な打球を放ちながら、二ゴロ。新井監督の積極采配も実らなかった。7回も先頭から連続四球で無死一、二塁としながら、小園が遊ゴロ、代打・デビッドソンが三ゴロ併殺打に倒れた。

 今季9勝で迎えたレギュラーシーズン最後の先発となった森下は、3回2死二塁から3連打で2点を奪われると、5回は遊撃・小園の失策と自身の暴投で1死三塁のピンチを背負い、石川昂に3打席連続安打となる中前適時打を浴びて追加点を奪われた。白星をつかめず、2年連続3度目の2ケタ勝利を逃した。

 今季はあと、30日からの阪神2連戦(マツダ)を残すのみ。自力での2位死守を目指す。


☆マツダだし、先発投手の実績から、勝利を期待したが、完敗だった。実に情けない。この体たらくじゃ、2位でマツダ開催でも意味ないな。このところ、ほとんど点が取れないもんね。西川帰って来ても、全く役立たず。秋山は言うまでもない。
新井が。悪い!



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1回2死三塁、坂倉将吾の右翼への適時二塁打で生還した上本崇司(右)をベンチで迎える新井貴浩監督 

◆JERAセ・リーグ 広島2―0中日(26日・マツダスタジアム)

 広島は、8回途中無失点と好投した先発・床田から3投手の完封リレーで快勝した。DeNAも勝ったため、3位まで1・5ゲーム差から変動はないが、残り3試合で自力2位の可能性もキープし、2位でのCS進出に前進した。

 床田は疲労蓄積が理由の抹消から中10日の先発となったが、立ち上がりから危なげない投球。5回は1死満塁のピンチもカリステを遊ゴロ併殺打。守備陣が3四球と乱れたものの、得点を与えず。9番打者としても、二塁打2本を含む3安打でプロ初の猛打賞と“二刀流”の活躍も見せ、8月17日の阪神戦(マツダ)で完封して以来、5戦ぶりの白星。球団左腕で19年のジョンソン以来、日本人では91年に12勝した川口和久以来、32年ぶりの11勝目を手にした。

 右脇腹痛の再発で離脱していた西川も復帰した打線は、初回無死一、三塁から、その西川の二ゴロの間に先制。なおも2死三塁から坂倉の適時二塁打で追加点を奪った。その後は得点を追加できなかったものの、“スミ2”での勝利となった。

 チームは、試合がなかった前日の25日にリーグ3連覇した18年以来のAクラスが確定した。シーズン残り3試合で本拠地でのCS開催権を得る2位死守を目指す。


☆勝てそうな先発投手のマッチアップだったけど、大苦戦。まあ、勝てて良かったね。
がんばれ、カープ!