がんばれ! カープ

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<神・広>CSで敗退し、あいさつを終え引き揚げる新井監督

 ◇セ・リーグCSファイナルS第3戦 広島2―4阪神(2023年10月20日 甲子園)

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は20日、甲子園でファイナルステージ第3戦が行われ、広島は阪神に敗戦。優勝チームに与えられるアドバンテージ1勝を含めて通算0勝4敗となり、敗退が決まった。

 広島は4回2死から上本、秋山、坂倉の3連打で先制。1-2の5回1死一、三塁からは堂林の左犠飛で同点に追いついた。

 ただ、先発・床田が6回2死二塁から坂本に右前へ勝ち越し打を浴び、再び2-3とリードを許した。7回は2番手・矢崎がマウンドに上がったが、1死満塁のピンチを招くと、森下に押し出し四球を与えリードを広げられた。

 打線も8回に2死一、二塁の好機をつくったが、代打・松山の飛球を右翼手・森下に好捕され無得点。9回も1死一、二塁の好機をつくったがあと一本が出なかった。阪神を上回る10安打を放ったが5回以降、追加点を奪えず3試合続けて逆転負けを喫し、1勝もできずにファイナルステージで終戦を迎えた。

 投手陣は3戦で計10失点と踏ん張ったものの、打線は計4点しか奪えず完敗。DeNAとのファーストステージで2連勝し、勢いに乗ったまま阪神にぶつかったが、11・5ゲーム差を付け優勝した王者の壁は高かった。

 試合後、新井監督、コーチ、選手全員がレフトスタンドへ向かって、一礼すると、広島ファンだけでなく阪神ファンからも温かい拍手が送られた。

 ファイナルステージは完敗したもののSNSでは「新井監督に変わって初年で2位でファイナルステージにも行けたのは来年に向けての十分な強みになると思います。来年は優勝期待してます」「残念無念 新井カープ1年目 よく頑張った」「新井さん!よー頑張った 今年は期待してなかったけど、最後まで楽しませて頂きました 来年は行ったりましょう」「価値あるまけにして欲しい。若手野手の台頭が急務。がんばれ!若鯉!新井さん、コーチ選手の皆さん、来年は期待してます!ありがとうございました!!」「お疲れさま 言葉にできんくらい悔しいけどそれ以上にお疲れさまとありがとう 新井カープの未来は明るい!」と新井監督1年目の今季の戦いぶりをねぎらう声が相次いだ。


☆3試合連続で先制はしたのだけど、逆転負け。やはり阪神は強い。それでも、全部試合になっていた事に自信を持ち、来季は打倒阪神と言う良い目標ができた。ストレート負けだけど、来季に向けて良い経験になったと思う。

 新井監督就任1年目で、圧倒的に最下位予想が多かった事を思えば、2位になれたのは、素晴らしい。本当に秋場まで良い夢を見させてもらった。新井監督には感謝の言葉しかない。ありがとうございました。

 そして、今年の日本シリーズは、素直な気持ちで阪神を応援したいと思う。負けても清々しいクライマックスシリーズだった。
がんばれ! 阪神

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9回、木浪にサヨナラ打を浴びた栗林

 「JERA CSセ・ファイナルS・第2戦、阪神タイガース2-1広島東洋カープ」(19日、甲子園球場)

 広島が球団史上初となるクライマックスシリーズでのサヨナラ負けを喫し、リーグ優勝チームに与えられるアドバンテージの1勝を含めた通算成績は0勝3敗となり、日本シリーズ進出に黄信号がともった。

 1-1の同点で迎えた九回、栗林が1死から大山に右中間二塁打。佐藤輝は空振り三振。ノイジーを申告敬遠で歩かせると、続く坂本に四球。2死満塁から木浪に右前打を浴びて、マウンドで肩を落とした。

 広島は初回、先頭、菊池の左線二塁打などで1死三塁とすると小園の左前適時打で先制した。

 しかし、先発の大瀬良は二回に1死から佐藤輝に右前打のあと、ノイジーにも右前打。これを右翼・末包が後逸する間に同点に追い付かれた。

 1-1の八回2死から野間、小園の連打で一、二塁としたが、4番・堂林の代打・松山は空振り三振に倒れた。

 八回は島内が無失点に抑えたが、九回に守護神が1安打2四球で満塁のピンチを招き、最後は木浪に一、二塁間を破られる決勝打を許した。


☆先発大瀬良がまさかの好投を見せて、好勝負になったけど、結局阪神ファンを喜ばせる、劇的なサヨナラ負けだった。

 今日のスタメンは順当だったと思うが、末包がタイムリーエラーに、無死1塁で強攻ゲッツー。アンラッキーボーイとなったが、待望の日本人スラッガー育成のためと、割り切ろう。

 いよいよ後がなくなった。強い阪神と接戦を演じた事に自信を持ち、今季はともかく、来季への糧となる試合を期待したい。
新井が、悪い!

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6回、交代を告げた新井貴浩監督

◆2023 JERA クライマックスシリーズ セ・ファイナルステージ第1戦 阪神4―1広島(18日・甲子園)

 広島は、痛恨の逆転負けで大事な初戦を落とした。日本シリーズ出場をかけたプレーオフとCSで、アドバンテージの1勝を含めた0勝2敗の状況は両リーグで過去27度。そこから突破したのは17年のDeNAのみ。下克上に向けて、いきなり暗雲が立ちこめた。

 阪神先発・村上に対し、先に主導権は握った。4回先頭・小園が右翼フェンス直撃三塁打を放ち、1死三塁から秋山が右犠飛で先取点を奪った。だが、九里が踏ん張れなかった。その裏、1死から森下に同点ソロを被弾。5回は1死から死球と安打で一、三塁とされ、9番・村上に痛烈な打球で一塁線を破られた。適時二塁打で勝ち越しを許し、なおも1死二、三塁から近本に中前2点打を浴び、3点を勝ち越された。

 九里は、DeNAとのCS第1S初戦で同点の延長10回から1回2/3で23球を投げて無失点に抑え、中3日での先発だった。新井監督は「投げ力(ぢから)があって非常にタフ。初戦は“アイアンマン九里”に期待しましょう」と送り出したが、応えられなかった。

 新井監督は、08年に阪神で選手として師事した岡田監督を引き合いに「胸を借りるつもりでぶつかっていきたい。私はまだ初心者マークが付いた監督」と挑戦者の姿勢で臨む覚悟を示していた。「普通に挑んでいては厳しい。展開によっては、ある程度むちゃくちゃやろうかな。そんなことも考えている」と予告した通り、シーズン終盤から4番に座り続けていた堂林を先発から外した。今季9試合しかスタメン出場のない韮沢を「8番・一塁」で抜てき。2番から8番まで左打者7人を並べたが、不発に終わった。


☆順当負け。先制したのが唯一の見所で、その裏すぐ同点にされ、次の回ピッチャーに打たれて3失点とは情けない。後は楽々と逃げ切られ、全く詰らない試合だった。

 新井監督の采配に期待していたが、サッパリだった。左を並べる打線は、全然意味なし。堂林、末包をスタメンから外し、韮澤の抜擢は、大事な試合でやる事ではあるまい。

 明日は先発のマッチアップから敗色濃厚。ストレートで敗退が見えて来た。1試合でも多くファンを楽しませて欲しいものだが……
新井が、悪い!

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<広・D>6回、代打・末包のソロに歓喜の新井監督ら広島ベンチとスタンド

◇セ・リーグ クライマックスシリーズ ファーストS第2戦  広島4-2DeNA (2023年10月15日 マツダ)

 「2023 JERA クライマックスシリーズ(CS)セ」は15日、3試合制のファーストステージ(S)第2戦がマツダで行われ、広島が連勝で突破を決めた。阪神とのファイナルSは18日から甲子園(午後6時開始)で行われる。

 同点の8回に代打で決勝打となる右前打を放った田中広輔内野手(34)は、打った瞬間から一塁ベース上まで何度もガッツポーズを見せたことについて「本当にね…うれしくて気持ちが爆発してしまいました」と笑顔。真っ赤に染まったマツダのファンから割れんばかりの拍手と歓声を浴びた34歳は「必ずまた戻ってきます!」と高らかに宣言した。その後に登場した新井監督は「甲子園ではスローガンでもあります、がむしゃらに…カープの全員野球で高校球児のように戦っていきたいと思います」と力強く語った。

 球団レジェンドの山本浩二元監督と大リーグ・カブスの鈴木誠也の始球式に力と勢いをもらった広島打線は初回、相手先発左腕・今永から3番・西川がポストシーズン自身初となるソロを右翼席に叩き込み先制。その後、両軍得点できないまま迎えた6回には代打・末包が、再び今永から西川に続くポストシーズン1号ソロを左翼席上段に放ち貴重な2点目を奪った。

 先発の森下は5回1/3を82球を投げ無失点と力投。2番手・大道も2/3を無失点に抑えたが、7回に3番手としてマウンドに上がった中崎が先頭の宮崎、続く大和に連打を浴びピンチを招くと、代わったターリーが関根に左前打、ソトに中犠飛を許し同点に追いつかれた。

 しかし、同点の8回に先頭の菊池が相手4番手・上茶谷から左前打を放ち出塁。野間もバットの席に当たったボテボテの遊ゴロで全力疾走。内野安打でチャンスを拡大し、西川の送りバントで相手野選を誘い満塁に。代打・田中が新井監督の起用に応える右前打を放ち勝ち越しに成功した。秋山も左犠飛で加点。終盤に2点のリードを奪った。

 9回は守護神の栗林がきっちりと締め連勝。新井采配がズバリとハマり、2戦ともリーグ2位の底力をDeNAに見せつけ阪神とのファイナルSに駒を進めた。

 ▼西川 打ったのはストレート。3-2だったので思い切っていきました。良い先制点になって良かったです。引き続きどんどん点を取って頑張ります。

 ▼末包 打ったのはストレート。好投の投手2人の代打だったので何とか塁に出ようと積極的にいきました。最高の結果になって良かったです。


☆山本浩二対鈴木誠也と言う、カープファンの夢みたいな始球式で始まったこの試合。今日も冴えまくってた新井監督の采配。見出し以外でも、1アウト三塁で、先発森下に代え、大道を投入。大道がストレートで押して、ズバリ無失点で切り抜ける、などもあった。


 日本代表クラスの先発左腕2人に、首位打者、打点王がいる横浜は、単純な戦力なら、カープより上かも知れない。カープが連勝出来たのは、やはりホームであるマツダスタアムの利が、大きかったんだろうと思う。


ファイナルステージは、敵地甲子園の上、アドバンテージで阪神が1勝してる、厳しい条件。正直勝ち目は薄いと言わざるを得ないが、冴えまくってる新井監督の神采配で、奇跡が起きる事を期待したい。 
がんばれ! カープ